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ぼんやりさんとダックスの暮らしの手帖

Mダックス・ハヤテとの毎日や山登り

落石事故

5日に丹沢で落石死亡事故が起きた。
実を言うと人ごととは思えず
すごくすごく気になっているので手に入る情報のみで推測してみました。


丹沢で落石が直撃 男性が死亡
カナロコ by 神奈川新聞 3月6日(日)13時25分配信

丹沢で落石が直撃 男性が死亡
大山山頂に続く参道の敷石は滑りやすいときもある=2015年11月
 5日午後6時5分ごろ、東丹沢の高畑山(清川村宮ケ瀬、標高766メートル)で、東京都八王子市上柚木3丁目の男性会社員(58)が転落したと、同行の男性から119番通報があった。厚木消防署員らが駆け付け、登山道の約20メートル下に倒れている男性会社員を発見、死亡が確認された。

 厚木署によると、約40センチの落石が男性会社員の頭部を直撃し、がけ下に転落したとみられる。男性会社員は同日午前5時半ごろ親族の男性2人と塩水橋(同村)から入山し、天王寺峠、丹沢山などを巡るルートで登山していた。ヘルメットは着用していなかったという。

 高畑山は宮ケ瀬湖の西側で、転落現場は「金冷(きんひや)し」と高畑山分岐の間。高畑山の山頂付近。




実はこのコース、いつか歩きたかったところ。
転落現場は「金冷(きんひや)し」と高畑山分岐の間。高畑山の山頂付近
とある。
推測だけど、
塩水橋→丹沢山→丹沢三峰→金冷やし→青宇治橋コースで塩水橋に戻る
コースだったんじゃないかな。
通報時間からしても下山中という事になる。
・・にしても、通報時間が午後6時というのはルートからしても遅すぎる気がするけど・・・
とすると、書かれていないけど蛭ヶ岳もまわったのかもしれない。

記事にも朝5時半に塩水橋とあるから
壮年の男性でCTより遅いとは考えにくいし、午前9時過ぎには丹沢山
蛭に回ったなら午後1時に丹沢山に戻って来て、休憩など込みで午後4時過ぎに落石個所に至る。
そうすると、事故の通報が2時間程度あいているのは電波のない塩水橋付近だからつじつまもあう。
通報者は70号まで下りて最寄りのキャンプ場まで1時間半。
歩いたか、塩水橋まで戻りクルマで電波が入る所まで移動したかだろう。


金冷やし→高畑山分岐までは725mの距離がある。
登山道の南側に844mのピークがあり、それを巻く様な形ではあるが比較的まっすぐな道が作られている。
このピークは高畑山に向かう登山道がある北北東のエリア以外はかなり急峻なピークみたいだ。

地図的にはこの725mの間より、
分岐から例の844mのピークを北に見ながら南側を塩水橋に下る青宇治橋コースのほうが、かなりの急斜面を斜めに横切りながら下るので落石がありそうにも思えるんだけど・・・

でも何分、素人初心者の推測だから、あってるとも思えない・・


記事にはヘルメットの記載もあった。
ヘルメットはしていなかったようだが、これは通常コースを歩く上では殆どの人がそうだよね。
丹沢山の東部エリアが特段落石が多いとか、そう言う事だったのだろうか。そう思わせる記載だ。
確かに、天王寺尾根付近は2015年頃は崩落があったようなんだけど・・

そもそもヘルメットは直径40センチもある石が頭上から直撃しても何とかなるのか?
多分、ならないと思ったけど
ヘルメットもいずれ必要だと感じていたのでこれを機に安全基準を調べてみることにした。

Wikiによると
日本におけるヘルメットの安全基準は大きく3つに分類され
・落下物、飛散物
・墜落時
・感電時
このケースの場合、上記二つが当てはまるが、メインとなる落下物に絞ると
「衝撃吸収性試験」
に合格したメットが良いと思われる。
・・・で、その試験ですが

人頭模型にヘッドバンドが密着しないよう装着したのち、5kgの半球を1mの高さから自然落下させる。人頭模型に加わる衝撃荷重が4.9 kN(約500kgf)以下であれば合格。

5キロ・・・

記事にあった40センチの石の固まりの重さはというと、
石の種類にもよるらしいが、一般的には比重が2,65とされているので
40センチの石の重さは
0.4×0.4×0.4×2.65(比重)=0.1696t=169.6kg
となる。

170キロ・・・
どのくらいの高さから落ちてしまったんだろうか。

試験に使う重りは石ではないだろうし、落下物の比重や衝撃の事も考えると単純比較はできないけど
(物理はわからんので計算はできん)
とてもどうしようも無かっただろうな・・・

記事からは、ムリな登山や安全を無視した行程ではなかったように思えました。
5時半から歩き始めた事からも伺えるように
日暮れまでにはキチンと下山する意思を持って歩いていた事は明白だし
とりたてて大きな問題はなさそうに感じられます。
とはいえ、塩水橋まではクルマなのでしょうから
日暮れ後にあの狭い70号を走るのはちょっと安全面的にどうかなと思いましたが・・・


これは別に物見遊山的な推測記事じゃなくて
最近、一人で歩けば歩くほど山の怖さを感じるようになったから、なのです。



体力不足によるふらつきや集中力欠如による滑落や転倒、道迷い
筋肉不足や酷使による膝痛も原因になりそう
たぶん、今私に一番近い遭難の形はこれだと思う。


上記の遭難のようにある種どうしようもない落石でも
例えば登りでのものだったらフルパワーの体力であるいは避けてことなきを得たかもしれない

逆に、なんてことない登山でも
あのとき「そういえば!」っていうヒヤリハットはあるんだよなぁ・・・
生と死の境界を歩いている感じがするイメージの岩登りなんかだったら
一瞬も気が抜けないから却って気持ちの上ではしっかりしているのかもしれないけど(想像)

「低山を歩いている」
「わりと簡単に市街に戻れる気がする」
「雪山でもない」

そういう油断が無いかって言われたら、きっとないわけないよね。
それを最近物凄くかんじる。

運転でも、登山でも、3年目くらいになっているから
ぜったい油断があると思う。

知ってる気がしてて、出来る気がしてる事ぜったいあるよね。
でも、足元を見てみると
1~2月の意欲的な山行きの疲労がまだ膝に溜まってるし
花粉症で判断もまちがいなく鈍っている時季

それに春は、落石や倒木の危険が高い季節


いまここで、しっかりと気持ちを引き締めなきゃ。
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Comment

teto  

Re: No title

コメントありがとう^^

落石は・・・
自分で踏み落としたとか、近くの人に踏み落とされたとか、でも発生しちゃうし
避けられない可能性は高いよね。
行って初めて分かる現場の状況は
危ないかもしれないと思ったらやっぱり、撤退するべきだよね。
でもついつい、まあいっかって思っちゃう部分ってある。
計画通りに行かないからって
頑なにならないようにしなくちゃって思うよ~


アルプスや八ヶ岳辺りでは人が多くて、踏み落としたり人が落ちてきたり
色々あるみたいだもんね。

人災天災併せて、予測は必要なんだね。
天気や地図読み、季節的なものの危険などなど勉強は必要なんだなって思ったよ。

思ったことばっかり書いて返事になってないかも(^_^;)すみませぬー


塩水からの丹沢山は私もいつかはって思ってただけに、不安が募ってしまったよ~

2016/03/09 (Wed) 17:33 | EDIT | REPLY |  

きりしま  

No title

自分も塩水からのルートは気になっていたので
気になる記事だったんだけど
ここまでちゃんと考えて見なかったな

としさんも言ってるけど
平日メインだから他に歩いてる人少ないですし
どのタイミングで下山しようかな?って判断するかですよね

縦走や周回の場合その判断が難しいけど…

2016/03/09 (Wed) 09:05 | EDIT | REPLY |  

teto  

Re: No title

わあわあ、
こんな変なブログを読んで頂きありがとうです。

山での遭難を聞くと自分に置き換えてしまって
無意識に当事者の過失部分を探して安心するか
不運だったと直ぐに忘れて安心するか
どちらかをしないと気持ちがおさまらなかったりする事があるけど
今日はそのどちらでも無いと捉えて分析してみたくて書いたんです。
うまく言えないのですけど。


楽しんで、集中して登り下りする事の他にも
肩の力を抜いて歩くってことも大切なのかも。
そのためにもやっぱり
身の丈にあったルート選びは大切ですね^^

2016/03/07 (Mon) 17:41 | EDIT | REPLY |  

としのやま  

No title

ふむふむ。興味深く読ませてもらいましたです〜。落石にあっての滑落は、不運だったとしか思えませんね〜。。。ヘルメットを丹でしないですし、ヘルあっても滑落したら、、、。。。後半のソロでのギブアップは私もいつも意識していますです。しかも平日メインなので助けてくれる人が少ないwでも、毎回ハードなお山でもないですし、ん?って思ったら深呼吸して、下山しよっとかいう判断でしょうかね〜。あとは他人様に助けてもらうのが申し訳ないというかめんどくさいと思うのでwwwまた来ればいいんだしってねw何はともあれ大自然に入っていくのですから危険はゼロではないですよね〜。

2016/03/07 (Mon) 13:50 | EDIT | REPLY |  

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